来店者すべてを監視して追跡するAmazon Goとローソンスマホペイ

2018年11月13日Amazon, コンビニ, 無人

Amazonは2021年までに3000店舗もの「Amazon Go」ストアをオープンする計画を検討しているという。対抗して、ローソンを含むコンビニ大手各社は経産省と共同で2025年までにコンビニの全商品にRFIDを付け、「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」の実現を目指すという。

両者とも「行列なし、レジもなし」、そして、人が意識していない「裏」データを見て活用としている。

Amazon Goが提供する「万引き」のような新し買い物体験とは

棚に並んだ商品を手に取って店を出るだけで買い物が完了し、「列なし、レジなし」を実現しているのだ。

えっ、まるで万引きしているようで、大丈夫?

実は、入店するには地下鉄の改札口のようなゲートにAmazon GoアプリでQRコードをかざす。そして、店が出る時点ですべての商品代金の支払いがちゃんと完了しているのだ。これを実現しているのはAmazon Go店内の天井に取り付けられている数百台のカメラと、棚に無数のセンサーがあるからだ。

Amazon Goはあなたの動きのすべてを“監視”している

お客がアプリをかざして店内に入ると、その無数のカメラと深度センサー付きカメラ、赤外線の光を利用してそのお客を絶えず監視する。

どの商品を棚から何を取り出したかの記録ががされているため、レジでお金払うことなく店をでることができる。その記録の精度は既に映像解析、棚に取り付けられている重量センサーとAIの学習によって、「誰がどの商品何個」が分かるようになっている。

アマゾンのクマール氏によれば、これを実現するために「人々が棚から商品を取り出す様子を映した数千時間分映像」をAI学習させていたという。

Amazon Goはあなたの動きのすべてを“追跡”している

Amazon Goが収集した訪問履歴や購入履歴などのデータをAmazon.comの購入データと組み合わせて「活用」する可能性があるという。

実はセンサーとカメラはレジ代わりだけではなく、お客が買った商品情報と別に店内での行動パターンや「客は何を取り出したのか、手にとっただけで棚に戻して買うのをやめた商品、商品を選んだ順番などなど、すべて追跡」しているとクマール氏が語った。

Amazon Goは人々に不気味なほどの自由を与え、お金を払う工程がなく、誰にも止められることなく店を出られる便利さと同時に、万引きでもしているかのような気まずさをもたらす。

画像出典元・参考記事:36kr.com(中国語)

ローソンスマホペイ「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」

国内大手コンビニのローソンの場合は監視カメラとセンサーの代わりにすべての商品にRFIDタグを付けるという。

入店時はAmazon Go同様なアプリを使い、店を出るときはゲートに設置されているスキャンの機械で自動的にRFIDタグを読み取り、決済アプリをかざせば決済が完了する仕組みになっている。

現在、このRFIDタグは1枚当たり約13円、ローソンを含むコンビニ大手各社は経産省と共同で1枚2円~3円を目指しているようだ。

Amazon Goとローソンスマホペイの共通点

「行列なし、レジもなし」は表、裏はこういうことだ。

アプリでプライバシーを侵害にならない個人情報に、購入した商品と時間!ローソンスマホペイはAmazon Go同様、いや、Amazon Goよりも低コストで社会を便利にする「裏」のビッグデータを手に入れることができるのだ。

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翻訳参考記事:「アマゾンのレジなし店舗は、来店者の頭のなかを「丸見え」にする」WIRED

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Posted by netamillwww